ブログとわたし
はじめてブログをつくったのは中学1年生のときだった。覚えたての英語で飾った中二ちっくなタイトルをよく覚えている。それから何度かブログサービスを変えてきたが、ブログを通じて交流してきたひとたちとは、今もSNSでつながっていたりする。ラインで連絡をとっているひともいるし、年賀状のやりとりをしているひともいて、今のようにSNSで簡単にひととつながれる時代ではなかったはずなのに、10年以上もつながっているというのは不思議な縁だなあとおもう。
先日、高校生から大学生のころに書いていたブログの存在を思い出し、ログインに成功することができた。本や映画のレビューを書いていたこともあり、それらに関連する検索ワードから今もそこそこアクセス数があってぞっとしたので、アカウントは削除。しかし、せっかくなのでこのはてなブログに記事をインポートして、いくつかの記事を公開することにした。
大学受験に失敗し、付き合っていた彼氏にも振られ、バイトに明け暮れていたころのわたしだ。いろんなショックから立ち直れず、それはそれは苦しい毎日を過ごしていた。
月日は流れてあれから10年近くが経ち、あの頃消化できなかった感情からもすっかり解放されて、図々しさも覚え、ガハハと笑うアラサーになった。満たされたのかといえば、そうではない。悩み事も絶えない。ただすこし、大人になったのだろう。
いろんな感情を振り返ることができるのもブログのたのしいところだ。
なにより、誰かのブログを読むのがすきだ。だからわたしのブックマークには更新をたのしみにしているたくさんのブログが保存されている。もう何年も更新が止まっていたりするのを見るとかなしくなるので、みんなブログを書き続けてくれー!とおもう。